テーマ:くりでん

くりはら田園鉄道 冬編 3

 午前8時8分。くりでんの列車は定刻どおりに鴬沢の駅に到着した。  ホームと待合室だけと、「これで旧鴬沢町の中心を名乗る駅なの?」という第一印象を持ちかねない簡素な駅だ。しかし降りてみると反対側に使われなくなったホーム、一段低くなったところにコンクリートの土台が残っている。  この2つの跡から、土台の上には駅舎が建ち、反対側…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 冬編 2

 一ノ関7時ちょうどの電車に乗って、およそ20分後に石越に到着。JRの駅舎を出た右斜め向かいの角にくりでんの石越の駅舎がある。その先のエンドレールと0キロポストがある片面ホームでは、1両のディーゼルが朝日をいっぱいに浴びながら発車を待っている。  早朝の日曜日ということもあって、誰もいない駅舎の待合室の隅に、シーズンが近づくとよく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 冬編 1

 12月24日、クリスマスイブ。街はきらびやかでロマンあるれるイルミネーションに包まれて、恋人たちは幸せな時を過ごし、子供たちはサンタさんにプレゼントをお願いする…  そんなイベントとは相反して私は朝早くから東北本線をひとり、北へ、北へとひた走る。「こんな一大イベントの日に何で?」と言われればそれまでかも知れないが、12月といえば…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりでんも乗り納め

 春のダイヤ改正が行われたばかりの18日~19日の2日間を利用して宮城に出向き、廃止まで刻一刻と近づいているくりでんに乗ってきました。  石越駅に停車中のくりでんのディーゼルカー。12月に来たときは雪なんて全然なかったのに、車両はうっすらと雪がついています。  ヘッドマーク部分に、これがついてしまうと「本当に廃止され…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 最終回

 鳥矢崎15時49分発の列車はわずか3分でこの日最後の目的地である栗駒に到着した。  くりでんは列車の本数に限りがあるために、一日では全駅訪問ができない。それに今日は仙台で宿を予約したために少し早めに切り上げることにした。  総二階建ての古いモルタル駅舎の栗駒は一階の一部分をバスの営業所が間借りしている。ファサード部分にひら…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 8

 沢辺から再びバンデス号でゆらりゆらりと揺られつつ、あっという間に次の下車駅の栗原田町に到着してしまった。  津久毛、杉橋、鳥矢崎と田んぼばかりの風景だったが、栗駒に近づくと民家の数が次第に多くなってくる。栗原田町は、栗駒とはわずか800mしか離れていないこともあって、民家や個人商店がいくつか連なっている。駅前には国道が横切り、す…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 7

 バンデス号で沢辺、津久毛を通り過ぎて、今度は杉橋で下車をしてみた。  短い片面ホームと木造の待合室だけの駅で、この前後にはお馴染みの田んぼが広がる。くりでんも中盤に差し掛かると山に近づいているせいか、平野部が狭まっている気がする。  ホームを見やると栗駒方面の前方にコンビニがあり、朝から何も食べていなかったので、ここで適当…
トラックバック:4
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 6

 くりでんの大岡駅。駅舎はなく、真っすぐに延びた線路上に備え付けられた感じの棒線駅だが、石越寄りのはす向かいの雑草の中から、レールを再利用した雨よけの庇が残っている。昔はこの駅で列車の交換設備を行っていたのだろう。 ホームから石越側には東北新幹線、栗駒側には東北自動車道が縦断していて、道路、鉄路における北の大動脈に挟まれた駅とい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 5

 津久毛では折り返しでバンデス号がやって来たので、再びそれに乗り込んだ。  すっかり見慣れた田園風景を眺めていると、ワンマンの車内から少し変わった車掌アナウンスが流れる。  「次はさわべ~、沢辺。降り口は前方左側・・・」    「足元に気をつけてお降りください。整理券をお取り下さい。この列車はくりでん、石越行き、OH!バ…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 4

  若柳からはOH!バンデス号(以下バンデス号)に乗った。  バンデス号とはミヤギテレビの人気番組、OH!バンデスとくりでん応援クラブがタッグを組んで走らせた企画列車で、車内には地元の子供たちがくりでんの想いを込めて描いた絵で埋め尽くされている。  車内に飾られている絵はバンデス号の企画を立ち上げる際に、くりでんの絵を募った…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 3

 昨夜は一ノ関のビジネスホテルで一泊し、7時ちょうど発の電車に乗って再び石越に訪れた。  泊まったホテルは7時から無料で朝食が出るので、本当はそれを食べてから出たかったのだが、くりでんは本数がさほど多くないので、今回は鉄道の方を優先した。  石越では8分の接続でくりでんに乗れ、ホームでは単行のディーゼルが待機している。朝の7…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 2

 石越を発車したくりでんのディーゼルは、すぐに左にカーブをして東北本線の線路に別れを告げる。  東京から鈍行を乗り継いだお陰で、石越を出たのが16時24分という遅いスタートである。廃止が予定されている路線なので、お約束の全駅下車を行うのだが、そのメインは翌日に行い、この日はいわば仮乗車という形を採っている。僅かな時間で1つでも多く…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くりはら田園鉄道 秋編 1

鹿島鉄道の全駅下車からわずか4日後の9月7日の木曜日、旅の余韻がまだ冷めていない中、私は東北本線をひたすら北へ北へと向かっていた。  中央線、武蔵野線、埼京線とお決まりのルートで大宮に到着し、そこから宇都宮、黒磯、仙台と鈍行(福島~仙台間は快速)を乗り継ぐ、時間がかかってまでもそんなに鈍行にこだわるのは、もちろん青春18きっぷを使…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more