三陸鉄道北リアス線 白井海岸駅

 駅名からして目の前の大海原を想像していたら、とんでもない山の中。それが白井海岸である。

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 両方をトンネルに挟まれ、ホームの大半が橋の上という、この白井海岸は前身の国鉄久慈線時代には駅がなく、三陸鉄道に移管された後に新しく造られたものである。

 元々平地が少ないリアス式海岸地帯を通る路線だけに立地条件が厳しく、誰もいないような所に駅を造ってしまっているのも三陸鉄道の大きな特徴ともいえる。

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 「ウニの香り」というキャッチコピーを持つ白井海岸は、駅の下を通る唯一の道路を下って行けば白井漁港に行くことができ、海が近く、「海岸」という駅名になったのがうなずける。

 この白井漁港はウニの産地。久慈駅の名物駅弁であるウニ弁当があるだけに、ホームからはウニの香りはしないが、この地域がウニが特産物であることを全面的にアピールしている感じだ。

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 近年ではテレビ東京系で放送されている、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で団長安田が訪問したことが記憶に新しい。

 私が訪問した時は新年早々だったこともあって、全くと言っていいほど人はおろか車もほとんど通らなかった。

 しかしながらテレビでは通学に利用している人が辛うじていることを知り、どこかホッとした。

 通学利用者がいなくなってしまうと、駅の存在意義が大きく薄れてしまうかも知れない。それでも観光路線だけに一つの観光スポットとして、いつまでも存続しておいて欲しい駅ではある。

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